55年間お疲れ様!!

本日は、来年から建替え予定の現場の紹介です。


この年季の入った建物は、物置きとして使われています。昔の農家のお宅には多く見られた平屋なのですが、中に入ると中二階になっているというパターンのやつです。

標準的な住宅に使われる10尺(3030㎜)物ではなく、ジョウサンと言われる(13尺=約4メータ弱)の柱を使用して建てられたものです。

実はこの建物は、私の祖父が建てたものなのです。

お施主様もかなり思い入れがあるようで、建て直すに当っては相当悩んだようです。

建築当時は、お施主様は小学生で学校から帰ると『土壁』に使用する竹を毎日編まされたと言っていました。 そう! この壁は全て『土壁』です。白い部分は『漆喰』を塗ってあります。

55年という歳月は、思い出と共に荷物もいっぱい詰まっているため8畳ほどのプレハブ小屋を2台レンタルして一時保管します。

私の祖父が建てた建物でもありますし、お施主様も苦労してこの建物を建てられたのですから、使えそうな材料があれば再生して今度の新しい倉庫に使ってあげようと思っています。

解体は、土壁のために相当なホコリが舞うと思いますが、私も何が出てくるか今から楽しみです。

ホコリで見逃さないように目を光らせて立ち会いたいと思います。

55年間大切に使い続けて頂いたお施主様と祖父の仕事振りに、 『感謝!!』です。

現在、確認申請手続きの真っ最中です。建替えの物置ごときでも結構うるさいです(泣)

これが、現在私の一番のストレスです。しかし、我が社の棟梁といえば早く刻みたくて(加工したくて)毎日、時間が空くと『ノミ』をといたり道具の刃を磨いています。(笑)

本日も、最後までお読み頂き有難うございます。確認が早く下りろ!!の思いを込めてまた、最後に恒例の『ポチッ』を宜しくお願いします。
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