はじめまして。私は武井建築で専務をしてる武井勝施と申します。
私の家は、祖父の代より地元で工務店を経営しています。つまり私で3代目となるのですが、現在、幸いに社長である父が75歳にして今だ現役の棟梁として現場に出ていますので、まだまだ3代目は譲ってもらえていません。職人である父を子供の頃から見てきましたが昔の職人さんのパワーは、息子の私でも関心するほどです。
しかし、子供の頃の印象は『大工という仕事はなんて大変な仕事なんだろう!!』と思っていました。
当時は、お休みといえば毎月15日と月末の2日間しかなく、周りの友達が日曜日にドライブに連れて行ってもらったとか、旅行に行ってきたとお土産をもらったりすると嬉しい反面、どこか寂しい気持ちになった記憶があります。
私は、『絶対に大工になんかなるものか!』と口では言いつつも、進路では建築の専門学校を選び、初めて就職したところは中堅ゼネコンで現場監督としてビルやマンションの施工管理をしていました。
その後、やっぱり職人の世界に憧れ住宅を専門している会社で大工として遅咲きのデビューをしました。
まったく畑違いの業種ではなく建築業を選んでいるということは、今考えれば私の頭のどこかで武井建築の長男として跡継ぎを意識していたのかも知れません。【一人っ子であったことも要因の一つかも?】
父に反発し、色々な意味で遠回りをして来た様にも思えますが、今になって、大工としての祖父や父の偉大さが理解できるようになり、現役の棟梁としての父の背中は私にとってまだ大きく見えます。