棟梁

棟梁は、昔から素材選びに頑固だった!

それは現場で尊敬される男だけがこう呼ばれる。


マニュアル全盛の世の中に自分の腕と先人の教えだけを信じて仕事をする。知らず、知らずのうちに彼らはプロと呼ばれている



現在もある小田原市寺町という地で大工の長男として生まれ、継ぐべくして家業を継いだ筋金入りの大工である。



父の修業先でもあった小田原市の親方のところへ15才から修行に出された。当時、小僧はほんの少しの小遣いを給料としてもらい飯を食わせてもらえるだけでもありがたいと思えと仕事を覚えた。当時の親方は何も教えてくれなかった。たった一言「見て覚えろ。」それが、当たり前の時代だった。短い休み時間さえも道具の手入れについやし、兄弟子や親方の技術を言われたとおり、横目で見て盗んだ



「少しでも早く一人前になりたかった。自分を認めてもらいたかった。」

走り続けた大工人生60年目を迎える現在、父の代より居を移した大井町で自分の跡目となる三代目の息子と従業員とともにまだまだ現場第一線で現役を誇る。何故って?



施主が喜ぶ顔をまだ見ていたいから・・・。


武井 照夫

有限会社 武井建築代表 そして現役棟梁

昭和 7 年生まれ 神奈川県小田原市出身

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